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松原湖のできた歴史

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平安時代前期、仁和3年(西暦887年)8月22日に発生した五畿七道の地震(南海―東海地震)によって、北八ヶ岳の火山が激しく揺れ、大規模な山体崩壊が起きました。この崩壊した土砂は「大月川岩屑なだれ」となって下流へ流れ込み、新開地区の平坦な地形を形成しました。同時に、松原湖付近で千曲川の流れをせき止め、大規模な天然ダムができました。

しかし、この天然ダムは303日後に決壊し、千曲川の上流から中流にかけて大きな被害をもたらしました。松原周辺には、昔は12個ほどの湖や沼が点在しており、千曲川沿いにもその名残として「海」のつく地名がいくつも残っています。

「海」がつく地名として、小海、海の口、海尻などがあり、また、海に関する社寺として湊神社、海神社、海岸院などが今も残っています。

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