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下社の歴史と白山宮

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下社の棟札には「安永三年(1774年)」に建立されたことが記されていますが、その2年後に焼失しました。当時の鷹野宮司は趣意書を出し、「下社の御宮の建て替えを行うにあたり、山中の小さな村だけの力では難しい」として、周辺地域に協力を依頼しました。その結果、3年後に再び上棟が行われました。

この火災は野火が原因だったと伝えられており、後に防火対策として、裏手に堀割を作って湖の水を引いたという言い伝えもあります。なお、下社はさらに古い承応二年(1653年)にも焼失しています。

また、下社の先にある白山宮は、古くから「歯の神様」として信仰されてきました。

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