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北風小僧の寒太郎

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北風小僧の寒太郎歌碑(裏).JPG北風小僧の寒太郎歌碑(表).JPG

作詞家・山川啓介(本名:井出隆夫)は、南牧村海尻の出身です。彼はもともと1972年に、NHKの『おかあさんといっしょ』内のコーナー「うたのえほん」の担当スタッフだった近藤康弘から、「子供向けの演歌があってもいいよね」という提案を受けました。井出はそのアイデアをもとに、当時人気だったテレビドラマ『木枯し紋次郎』(フジテレビ)のストーリーと、幼少期を過ごした松原湖の冬の風景を重ね合わせて歌詞を書きました。この詞に福田が曲をつけて生まれたのが「寒太郎」です。「寒太郎」という言葉自体は、もともと一部地域で小寒の時期を擬人化した表現として存在していました。

山川啓介は、数多くの名曲を世に送り出しました。代表的な作品としては、青い三角定規の「太陽がくれた季節」、H2Oの「Good-byeシーズン」、ゴダイゴの「銀河鉄道999」、矢沢栄吉の「時を止まれ」などが挙げられます。また、彼はアグネス・チャン、天地真理、岩崎宏美、オフコース、加藤登紀子、神田正輝、串田アキラ、西城秀樹、財津一郎、堺正章、柴田恭兵、西川きよし、羽賀研二、森信一、やしきたかじん、山口百恵、郷ひろみといった、数多くの歌手に歌詞を提供しました。

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