犬や猫の飼い方について
犬や猫による事故・苦情があとをたちません。飼い主は正しい動物の飼い方を守り、他の人に迷惑をかけないようにしましょう。
捨て猫などペットの遺棄などの苦情も増えています。
「動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護法)」では、第7条に「動物の所有者又は占有者の責務等」として、ペットの飼い主はペットの命が終わるまで適切に飼養することに努めること、ペットがみだりに繁殖し飼養が困難にならないように適切な措置を講ずることとなっており、同法第44条では、ペットを遺棄した者に対し「百万円以下の罰金に処する」とされています。
ペットを飼うことで、癒されたり、家族が増えることでより家族の関係がより良好となるなどの多くのメリットがあります。ペットから多くの恩恵を享受するだけでなく、飼い主として責任をもち、ペットとお互いに幸せな関係を築けるようにしていきましょう。
目次
犬の飼い方について
犬の登録と狂犬病注射について
犬が迷子になったら
不妊手術のおすすめ
・猫の飼い主の皆様へ
飼い主として心得ていただきたいこと
完全室内飼育のすすめ
不妊手術のすすめ
のらネコにエサを与えている方へ
犬の飼い主の皆さまへ
放し飼いはやめましょう
公園や河川敷または道路など、公共の場所での放し飼いによる苦情が絶えません。法律の基準では、放し飼いをしないよう努めなければなりません。散歩の時は引き綱をつけて十分制御できる人が行ってください。
犬のふんで道路・公園などを汚さないようにしましょう。
道路や公園などはみんなのものです。周りの人の迷惑にならないよう飼い主が責任をもってふんを持ち帰りましょう。
犬の登録と狂犬病予防注射を受けましょう
生後91日以上の犬の飼い主は、生涯に1度の飼い犬の登録と、1年に1度狂犬病予防注射を受けさせることが義務付けられています。
- 鑑札及び予防注射済票は必ず首輪につけましょう。迷い犬になった場合、飼い主がすぐわかります。
- 飼い主が変わったり、犬が死亡した場合は役場へ届け出てください。
- 犬が町外へ転出した場合には、転出先の役所へお伝えください。
- 犬が町外より転入した場合には、役場へ申し出てください。
犬の登録手数料
- 犬の登録 1頭につき3,000円
犬が迷子になったら
飼い犬が放れて行方がわからない時は、役場か保健所へご連絡ください。
迷い犬情報
https://www.pref.nagano.lg.jp/shokusei/kurashi/aigo/kaishu/information/joho.html
飼い主探し情報
https://www.pref.nagano.lg.jp/shokusei/kurashi/aigo/kaishu/information/index.html
不妊手術のおすすめ
捨て犬の苦情も増加しています。繁殖を望まない場合は、避妊手術や去勢手術をおすすめします。お近くの動物病院にご相談ください。
猫の飼い主の皆さまへ
飼い主として心得ていただきたいこと
ネコの本能・習性や生理をよく理解し、終生飼育するように努めましょう。公園の芝生や砂場他人の庭や畑など、公共の場所および他人の所有地などを荒らしたり、または,ふんや尿などで汚したりしないよう、責任のある飼育に努めてください。
完全室内飼育のすすめ
猫は本来、自分の縄張りを決めたら、食事や交尾などの特別な理由がない限り、猫は縄張りから出ることがなく、広範囲を歩き回る動物ではありません。従って、食事等がしっかりと与えられる快適な環境が整っていれば、完全室内飼育でもストレスをためず、幸せに暮らすことが可能です。
また、室内飼いと外飼いでは平均寿命が大きく異なり、室内飼いでは2年半も長生きをします。外飼いではどうしても交通事故にあったり、病気になったり、負担をかけてしまうため、室内飼いに比べると短命になってしまいます。行方不明になり、帰ってこなくなる猫も少なくありません。
完全室内飼育を行うことで、愛猫を病気や事故というリスクから守ることが出来、より長い時間一緒に生きていくことが出来ます。メリットは多いので、一度考えてみることをお勧めします。
不妊手術のすすめ
捨て犬以上に、捨てネコの苦情が増加しています。捨てられたネコは、飢えや寒さ・病気や事故などで無残な死をむかえたり、のらネコになってみんなに迷惑をかけることになります。
猫は、人や多くの哺乳類と異なり「交尾排卵型」の繁殖方法を行います。人や多くの哺乳類では、妊娠できる日が自然に排卵した後のみとなっていますが、猫は交尾の刺激により排卵を行うため、1年中いつでも妊娠をすることができ、ほぼ確実に受精するため妊娠します。猫にも発情期があるものの、条件がそろえばいつでも交尾をし妊娠をしてしまいます。1回の出産で猫は4~8匹もの子猫を出産します。また猫の妊娠期間は人に比べ2ヶ月と短く、すぐに次の妊娠が可能となり、生まれた子猫も6ヶ月で妊娠が可能となるため、あっという間に繁殖し増えてしまいます。
環境省パンフレット「もっと飼いたい?」より
不必要な繁殖を防ぐことは飼い主の責務となっています。屋外に出す場合は必ず猫の不妊手術を行いかわいそうな猫を増やさないようにしましょう。
また、不妊手術には病気の予防をする効果や、発情やマーキングなどの性ホルモンに関する問題行動を抑制することも出来ます。
不妊手術について詳しく知りたい方は、お近くの獣医師さんにご相談ください。
町では猫の不妊手術費用への補助を行っております。詳しくはこちらをご覧ください。
のらネコにエサを与えている方へ
飼い主が判らないネコにエサを与え続けることは、その地域にたくさんのネコが居つき、排泄物による異臭や庭や畑荒らしなど近隣の迷惑になっていることがありますので、気をつけましょう。
多くの方が猫がえさをねだりに来ることであげてしまいますが、猫はエサをあげなければ全く来なくなります。
猫に対し、飼い主になる責任が持てないのであれば決してエサをあげないでください。
ペットの多頭飼いについて
一匹のペットを飼うのと違い、多頭飼いは繁殖やケンカ等のリスクが発生します。
多頭飼いに必要な知識や環境をしっかりと用意し責任を持ってペットを飼いましょう。
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