休館日、入館料等はご利用案内をご覧下さい

展覧会概要
小海町高原美術館では複数の同時代のアーティストを紹介する展覧会を開催いたします。
「今」の時代認識とメッセージをもつアーティストの活動を継続的に展観するシリーズ「現代アートシーン」の第2回目となる本展は、「記憶・美術」をテーマに、長野県はもとより、世界各国で活躍している5名のアーティストを紹介します。記憶とは、一般的に、物事を忘れずに覚えている、または覚えておくこと。また、その内容と解されますが、更に、場所やモノに過去の影響が残ることであると解します。私たちは、五感を通じて入ってくるさまざまな情報を脳で処理し、記憶として保存し、その記憶により、自分自身の過去を定位することで、自分の存在を確認しているといえますが、場所やモノや他人の記憶といった自分が直接保存しえない記憶により、新たな自分の発見や希望を見出すことができるのではないでしょうか。過去の記憶にとどまらず、記憶は変容し、未来につながるもの、未来の記憶により自分を未来に定位する、それを可能にするのが美術であると考えます。
また、小海町は、122年前、秩父事件最後の決戦場となり、その痕跡が残されています。木村仁氏の松代大本営での戦争の痕跡をテーマにした最近の活動からのコンセプトを基軸に、この事件の記憶をワークショップに取り入れることを試みます。


出品作家によるアーティスト・トーク(終了しました)
日時/10月29日(日)13:30開演
オープニング・パーティ 15:00〜


出品作家(50音順、敬称略)

北澤一伯
Kazunori Kitazawa

「「丘」をめぐって〈脱構築〉
旧本島喜子男邸
36時間美術プロジェクト」

木村仁
Hitoshi Kimura

「HA-NE project 2006 H0034」

坂口寛敏
Hirotoshi Sakaguchi

「パスカルの海2006−松代」

白川昌生
Yoshio Shirakawa

「サバイバルアート」

仁科茂
Shigeru Nishina

「2006 松代大本営地下壕跡地 5号出口」

(写真は出品作品と異なります)

出品作品一覧
作家名 作品名 制作年
北澤一伯 稗史 小説体 刺客の風景 2006年
木村仁 HA-NE project 2006 H0037 2006年
坂口寛敏 パスカルの海2006−松代 2006年
白川昌生 松代の記憶 2005年
仁科茂 中空の庭−松澤宥に捧ぐ 約束 泉 樹足 鉛足 2006年