休館日:火曜日
開館時間午前9時〜午後5時(入館は午後430分まで)
開催場所:小海町高原美術館
入館料:高校生以上500円、小中学生150
主催:小海町高原美術館
後援:長野県、長野県教育委員会、信濃毎日新聞社、SBC信越放送、NBS長野放送、TSBテレビ信州、長野朝日放送、FM長野、八ヶ岳ミュージアム・リング、社団法人日本グラフィックデザイナー協会、NPO法人日本ブレインヘルス協会
協賛:エプソン販売株式会社
協力:アーバンコミュニケーションズ、グループ現代、黒澤酒造株式会社、TVEジャパン、武田ランダムハウスジャパン(T.R.H-J)、飛天隊、ベステックレイチェル・カーソン日本協会関東フォーラム
企画協力:野澤汎雄(CMEコデックス)、後藤裕彦(ビーハウス)


「センス・オブ・ワンダー」という言葉は、もともとSF(空想科学小説)の世界で使われていた言葉でした。100年前、アメリカのペンシルバニアで生れた感性豊かな文学少女が後年海洋生物学者となり、作家となって「沈黙の春」を書きました。そして、子どもたちと一緒に自然の中に出かけ、ともに「センス・オブ・ワンダー(=神秘さや不思議さに目を見張る感性)」を育むことの大切さを詩情豊かな文章でつづったエッセイを残しました。それが今、環境教育のバイブルとして世界中で読み継がれているレイチェル・カーソン(1907年〜1964年)の「センス・オブ・ワンダー」(1965年出版)です。2001年には、はじめてグループ現代により映画化されました。そして、今年10月に愛知県と名古屋市でCOP10(生物多様性条約締結国会議)が行われます。
本展では、COP10の開催と、センス・オブ・ワンダー出版45周年を機に、環境にアクセスし、興味深い表現活動を行っているアーティストと、映画「センス・オブ・ワンダー」の世界を多角的に紹介します。「バイオ・ダイバーシティ」と「エコリテラシー」をテーマに生命のにぎわいを表現する多様な環境芸術をお楽しみください。


出品予定作家50音順)
池端寛(陶芸家、小海町在住)上遠恵子(エッセイスト)、栗林孝之(エコロジカル・アーティスト、神奈川県在住)友永詔三(造形作家、東京都在住)、ベルナール・トマ(彫刻家、フランス パリ在住)森本二太郎(写真家、兵庫県在住)、楽麗君(画家、中国淅江省寧波在住山崎純子(画家、神奈川県在住)、山下邦彦(作曲家、埼玉県在住)


関連行事

◎アーティスト・トーク、オープニング・レセプション
(終了しました)
日時:5291500
場所:美術館展示室
料金:入館料のみ
講師:池端寛、栗林孝之、野澤汎雄、ベルナール・トマ

「センス・オブ・ワンダー全国フォーラム2010」(実行委員会と小海町との共催)(終了しました)
日時と内容:65
10001200 映画上映 「センス・オブ・ワンダー」(短縮版)、「りんごの木を植えた男―ジョニー・アップルシード物語」
他地球環境映画祭優秀作品

場所:小海町音楽堂「ヤルヴィーホール」
料金:無料

13001700 全国フォーラム
場所:小海町音楽堂「ヤルヴィーホール」
料金:3000円(資料代含む)
お問合わせ先:全国フォーラム実行委員会事務局 野澤汎雄(のざわひろお) TEL.03-3630-3287


◎セミナー&ギャラリートーク(終了しました)
日時:66 13:00
テーマ:「メインの森から小海の森へー環境と文学、環境と芸術を育てる
場所:美術館展示室
料金:入館料のみ
講師:上遠恵子・浅井千晶 他

◎センス・オブ・ワンダー・ツアー(NPO法人じろ倶楽部と共催)
締め切りました
日時:62610001300
集合場所:美術館
参加費:1,500円(美術館入館料、お弁当、保険料込)
申込先:NPO法人じろ倶楽部(電話0267-92-0488090-7715-5585) もしくは美術館まで
備考:飲物は持参して下さい。

NPO法人じろ倶楽部のサイト→http://www.ne.jp/asahi/jiro-club/jirocomi/index


展示構成
エントランス:おかしの森の夢〜ジョニー・アップルシードのように
レイチェル・カーソンが生まれる200年前に、アメリカの辺境に住む人々のために「りんごの木を植える旅」に出かけた実在の人物、ジョニー・アップルシードの物語を、絵本と映像で紹介する。
友永詔三制作の映像のモデルの人形たちを展示する。
2008年から小海町ではじまった「おかしの森」プロジェクトにもつながる発端の物語。

1(展示室3:森のSense of Wonder〜レイチェル・カーソンの贈りもの
『センス・オブ・ワンダー』の翻訳者・上遠恵子が朗読者として出演した映画のシーンを投影。映画のロケに同行した森本二太郎の写真56点で空間構成する。地球環境問題を、千年後、一万年後の視点で見据えた、池端寛の陶芸作品「風化?現代の化石シリーズ」と、友永詔三の木彫作品「ファミリー」。4人のアーチィストのコラボレーションによる 「センス・オブ・ワンダー」の世界。

2(展示室2EARTHHEART(地球=心)
栗林孝之氏は2年前、EARTH(地球)とHEART(心)が同じ文字要素でできていることに注目し、自宅近くの自然に触れて、インスピレーションとアイディアが生まれ、枯葉等で動物等の作品を制作し始める。そのユーモラスで迫力ある作品は、グラフィックデザイナーとしての完成度の高いポスターの形をとり、地球環境を考えるメッセージを伝える。

3(展示室1ENRICHSSEMENT(豊かにすること)
ベルナール・トマ氏が今年16日から11日まで小海町で滞在制作した作品の写真を中心に展示する。彼は氷結した滝や湖、雪が積もった森やグラウンドに真摯な態度で対峙し、スピリチュアルな自然を受け止め、その場を「豊かに」するべく芸術家としての行為を行う。日本人の自然観にも近づく行為は、私たちの自然に対する姿勢の再確認を促す。

4(展示室4:宙(そら)Sense of Wonder〜飛天と遊ぶ
古代中国のシルクロード・敦煌で、人々が宇宙の果てしない広さに心を解き放ち、ただよわせる中から飛天たちが生まれた。敦煌から奈良へ、日本に伝わった飛天像は天女や羽衣のイメージに変容した。展示空間に、山ア純子、樂麗君が描いた飛天ぬり絵の原画とバナーを展示し、山下邦彦の「吉祥飛天組曲」をききながら、来館者がぬり絵をたのしむあたらしい試み。帰りに足をのばせば、松原湖 諏訪神社上社に、重文 野ざらしの鐘に刻まれた「飛天」が。