休館日:火曜日(ただし、5月5日は開館)、5月7日[木]
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
入館料:一般500円、小中学生150円
主催:小海町高原美術館・朝日新聞社
後援:日本インテリアデザイナー協会


 毎日仕事や学校、家庭で腰掛けている椅子。椅子は私たちの身体を優しく包む道具として機能し、家具の中では最も人間的な要素を持っているといわれています。
プロダクトデザインが普及し、量産化された椅子が主流となる一方で、それぞれのライフスタイルにあわせた椅子も求められるようになりました。
 隔年開催で今年第6回目を迎えた「暮らしの中の木の椅子」展には、全国で活躍するデザイナー、家具作家、学生の方々から624点の応募がありました。ものづくりに対する真摯な姿勢がうかがわれる力作ばかりです。一次選考により作品は127点に絞られ、二次選考では選考委員が実際に作品に座りながら、木の持つ温かみ、機能性、デザイン性などを基準に、最優秀賞1点、優秀賞7点、部門賞2点(子どもの椅子、針葉樹を用いた椅子各1、高校生部門該当者なし)、入選90点の計100点が選ばれました。
 この公募展の特徴は、木の椅子の美しさ、機能性を競うだけでなく、「今、社会が求めている椅子」をもう一つの軸としていることです。これまでに「リ・デザイン」「お年寄りに優しい椅子」「子どものための椅子」など、さまざまなテーマで優れた作品を生み出してきました。今回は昨今問題になっている針葉樹の新たな活用方法を問う「針葉樹を用いた椅子」部門、もの作りの大切さ、楽しさを若い時代から学んでいる高校生を支援する「高校生」部門をそれぞれ新しく設けています。
 最優秀賞に輝いた東京都・調布市の山下和廣氏の「座椅子」は、竹と藤を用いて美しい曲線美を作りだすことに成功した座椅子です。素材特有のしなやかさが座り心地に生かされており、座椅子としてのイメージを覆す斬新でインパクトのある作品として選考委員の皆さんに高く評価されました。
 この展覧会は会場で来場者が自由に受賞作品に座ることが出来るよう展示をしています。
 会場ではあなたが選考委員です。自分のライフスタイルにあった“満点の椅子”をお探しください。


講演会
日時:2009年3月21日[土] 午後2時〜3時30分
講師:島崎信氏(武蔵野美術大学名誉教授、本展選考委員)
参加無料