美術館開館15周年にあたりまして、4名の方々からメッセージをいただきましたので、
ここに掲載し、厚く御礼申し上げます。


開館15周年によせて

安藤忠雄(建築家)

美術館の運営は難しく、厳しい。
困難なことが多いと思いますが、よく頑張っておられます。
15周年を迎え、本当におめでとうございます。
これからさらに10年、15年と頑張って下さい。


開館15周年によせて

栗林今朝男(画家、小海町在住)

 高原文化の大きな一翼を担って、開館十六年目という今日に至った美術館関係の皆様に深く敬意を称します。
 ピカソの版画展から、ル・コルビュジエ展そして世界各地からの作品展に合わせ国内の古き文化から、最も新らしい現代文化まで、加えて大切な子供達の目を輝やかせる作業まで、広く企画を重ねつつ今日に到った運営に頭の下がる思いです。
 その中には、この地方の作家を紹介して下さったり、郷土の作家を大切に育くんでいただいたり、今は様々な形で絵画、陶芸、書、工芸、その他アニメーション映画に至るまでこの地にあらゆる文化が芽を出しつつあります。
小海町高原美術館は、静かに、そして広く根を張りつつある今を、老齢の私は祈る思いでその発展を願っております。


小海町高原美術館 開館15周年 おめでとうございます!

八ヶ岳ミュージアム協議会 会長
(公益財団法人キープ協会ポール・ラッシュ記念センター 館長)

染谷 和則

清里高原から国道141号線を小諸・軽井沢方面に車を走らせ、松原湖入口の信号を左に折れて坂を登って行くと、間もなくして、安藤忠雄先生が心を籠めて設計された小海町高原美術館が見えて来ます。
美術館に足を運び、高原を吹き抜ける風に身を任せると、八ヶ岳山麓の魅力を改めて認識いたします。
小海町の皆さまがその歩みを見守って来られた貴美術館が、早くも開館15周年をお迎えになるとのことで、はなはだ僭越では有りますが、八ヶ岳山麓に展開しているたくさんの美術館・博物館から成る「八ヶ岳ミュージアム協議会」を代表して、ひとことお祝いの気持ちをお伝えする次第です。ますますのご発展を、心より祈念しております。


地域と世界をつないで未来(あす)を創る高原美術館

長野県博物館協議会長
牧野内生義

八ヶ岳山麓の雄大な松原湖高原に洗練された現代アートの小海町高原美術館が誕生して早や15周年を迎えられたことを衷心よりお祝い申し上げます。
 栗林今朝男氏や故島岡達三氏の作品に加え、戦前のクラシックを中心とする1,100枚に及ぶ貴重なSPレコードのコレクションをベースに、多彩な文化活動を展開する高原美術館。「木の椅子、こどもの椅子、センス・オブ・ワンダー、生活デザイン」といった特色有るテーマによる企画展には、親しまれる美術館にしよう、ヒトと現代を深く見つめよう、そして子どもたちを育み豊かな未来を創ろうという確固たる意思が表れています。 どうぞ今後とも「地域の文化環境の核であり、人々の憩いと交流の中心である」というミュージアムの使命をリードされ、益々ご発展されることをご期待申し上げます。