来てみて。住んでみて。
子産み・子育ての里 信州小海町

子宝祈願、安産祈願、子育て祈願
こうみ町巡り

小海町は「子産み町」。それは名ばかりではなく、小海町内には「子宝」「安産」「子育て」に関わる史跡が点在しており、小海の住民はもちろん、広く町外からも古くから人々が祈願に訪れています。
子宝・安産を願うご夫婦、お子様の健やかな成長を願うご家族の皆様には、ぜひ小海町の由緒あるこれら史跡を巡り、「子宝祈願」「安産祈願」「子育て祈願」をしていただくとともに、小海町の大自然に触れ、北八ヶ岳松原湖温泉「八峰の湯」に浸かり、心をリフレッシュしていただいて、希望に満ちた幸せなご家庭を築かれることを願っております。
そしてまた、来町をきっかけとして、小海町へのIターン移住を希望するご夫 婦・ご家族が現れることも大いに期待しているところです。

こうみ町巡りの起点

まちの駅こうみ 農産物加工直売所 TEL0267-92-4460
小海町の中央を南北に走る国道141号線沿いにあるこの「まちの駅こうみ」が、子宝観光ルート「こうみ町巡りの起点」。
ガイドマップを無料配布する他、ルート案内等のお問い合わせにも対応致します。

お子安さん「子宝祈願」「安産祈願」「子育て祈願」


「お子安さん」の白壁のお堂。


「お子安さん」内陣の祭壇。
宿渡(しゅくど)地区入口右手の岩場の上に、母親が子を抱いた形をした岩があり、これを宿渡の住民は古くから「母子岩(ははこいわ)」と呼んでいました。
宿渡に嫁いだあるお嫁さんは、なかなか子宝に恵まれず、家中で心配しているうちに「あの母子岩に祈れば、ご利益があるに違いない。」と思い付き、子宝と安産を一心不乱に祈ったところ、その甲斐あって、玉のような男の子を無事出産しました。
また、近くの家のお嫁さんも母子岩に祈って無事女の子を授かりましたが、乳の出が思わしくなく、これを心配して母子岩に通い、祈り続けていたある日、母岩の胸の辺りから乳のような水がにじみ出て来て、この水を含ませた布で、自分の胸をなでながら熱心に祈ると、乳の出がめっきりよくなり、子が元気に育った、と云われています。
こうして母子岩は、子宝のご神体として祀られ、宿渡の住民はもちろん、その云われが広く知れ渡り、遠くから祈願に訪れた人々も多いとされています。
宿渡に嫁いだ花嫁は現代でも必ず祈願に訪れています。
宿渡の住民達によって母子岩を収めるお堂が建てられたのは明治初期の頃とされ、この頃から“安産の神”を意味する「お子安さん」と呼ばれるようになりました。その白壁のお堂は、小海町内から宿渡に向かう道中、高い岩頭に見付けることができます。
お堂の中央に母子岩を本尊とした内陣を造り、祭壇が設けられ、金巾(かなきん)の赤い布で小さな幟(旗)を作って、厄除け・難産除けの祈願をすればご利益があるとされています。
宿渡の婦人達は毎年4月21日には安産祈願の祭事を執り行っています。
宿渡に生まれ、宿渡で嫁入りし、お子安さんを“宿渡の氏神様”として今も毎日お子安さんに向かい手を合わせているという老婦人は、子宝を願う夫婦に「あきらめないでぜひお子安さんを頼って。2人で来なくちゃ。手をつないでさ。」とお子安さん参りを勧めています。

子宝(こだから)の岩(いわ)「子宝祈願」

自然が形作った奇岩「男岩」と「女岩」は、その名の通り、それぞれ男性の象徴・女性の象徴を見事に表しており、こうした珍しい天然の岩が小海町内に2つとも存在することから、いつの頃からか地元では、この「男岩」と「女岩」を「子宝の岩」と呼ぶようになり、両方を拝むと子宝に恵まれる、と云い伝えられています。
離れた場所に位置する「男岩」と「女岩」への祈願によって、この2つの岩が持つご利益が1つのご利益へと結び付けられることでしょう。

松原 子安宮(まつばら こやすぐう)「「安産祈願」

松原湖周辺はこの地方の“信仰の聖地”だったと考えられる程、諏方神社上社・下社の他に、明治初期には49社の末社( 小さな神社)と大伴神社(おおともじんじゃ)があり、現在でも11の末社が現存しています。
この中の1つに“ 安産”を意味する「子安」の神を祀った「子安宮」があり、永きに渡り、参拝者の安産を見守ってきたものと考えられています。

松原 弁天宮(まつばら べんてんぐう)「安産祈願」

「弁天(弁財天)」は女の神。
「弁天宮縁起」によれば、祭神は宗像三女神(むなかたさんじょじん)の一柱「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」。
鎌倉幕府の有力御家人だった武将・畠山重忠(はたけやましげただ)が竜になった母から自らの肝を主君の源頼朝に授けるよう告げられ、それによって頼朝の難病がたちどころに平癒したことから、施福延壽と諸々の災難苦悩を救うために建立した、という伝説をもつ小堂です。
母の深い愛情を建立の由来とする災難苦悩を救う「弁天宮」。きっと妊婦を難産から救ってくれることでしょう。

日本最古の石棒(せきぼう)「子宝祈願」

「石棒」は男性性器を象った縄文時代中期の祭祀用具で、子孫繁栄や五穀豊穣を祈ったとされるもの。1991(平成3)年、豊里(とよさと)地区の「穴沢(あなさわ)遺跡」から出土し、現在松原湖観光案内所で保存展示されている石棒は、約5000年前の縄文時代中期初頭に属する土器の破片と一 緒に出土したことから、年代が確認された石棒の中で“日本最古”のものとされています。
2つに割れているものの、石質や磨きの状態などから同一個体の石棒と判断され、実際にはもっと長いものであったと推察されます。
先端約3センチに亀頭が彫り出されています。
5000年前もの古代から、ここ小海町で人々が“子宝祈願”をしていた証とも言えるでしょう。
小海町の周辺では、旧佐久町(現佐久穂町)で長さが2メートルを超える“日本最大”の石棒や、旧臼田町(現佐久市)で男根の形がきれいに研磨された“精製”大石棒など、南佐久郡では石棒が豊富に出土し、独自の文化の発達が見られることから、「南佐久郡は石棒のふるさと」と称されています。

こうみ「プロポーズの聖地」

神の山・八ヶ岳と、湖畔に神々が宿る松原湖(猪名湖)の美しい調和を臨むことができるこのビューポイントでのプロポーズは、大自然の中でお2人の絆を確かなものとし、生涯忘れることのできないものとなるでしょう。
愛し合うお2人が「子産み町」で永遠の誓いをなされば、子宝に恵まれた明るい家庭が必ず築けるはずです。

北八ヶ岳松原湖温泉「八峰(やっほー)の湯(ゆ)」と子宝地蔵(こだからじぞう)こうみ「子宝祈願」「安産祈願」「子育て祈願」

北八ヶ岳松原湖温泉「八峰の湯」
TEL 0267-93-2288
小海(こうみ)町はその名が「子産み」と同じ音を持つだけではなく、「お子安さん」や、子宝の岩「男岩」「女岩」が町内にあり、自然が象った岩にさえも「子宝」「子産み」「子育て」との関わりの深さが見られます。
名も実も子産みの町・小海の町民は、この地から新たな命が生まれ、健康に恵まれることをかけがえの無い喜びと考えています。
その願いをこの「子宝地蔵こうみ」に込め、ここに建立するとともに、「八峰の湯」で多くの方におくつろぎいただき、健康が増進されることを心から祈っております。ことに不妊症に悩んでおられる方には、温泉(岩盤浴)で体を温めることはその改善に効果があると言われています。

小海町は、子産み・子育てには絶好の環境です。

小海町長
新井 寿一


北八ヶ岳の森、千曲川の清流、松原湖高原の静寂と、自然に包まれた小海町は、上信越道佐久小諸JCTから中部横断道に入り、佐久南ICから小海町中心部(小海町役場)まで車で約35分、また長野新幹線「佐久平」駅からJR小海線で「小海」駅まで約45分と、首都圏からアクセスしやすい環境にあります。中央道やJR中央線が通る山梨県小淵沢町方面からも国道141号線1本で迷うことなく辿り着くことが出来る環境です。
町内には、小児科医が常駐する医療機関・スーパーやコンビニ・子供用品店等、生活に必要な施設も全て揃っています。源流に近い千曲川の澄んだ水にはイワナが泳ぎ、淀みない夜空には満天の星が輝いています。
町としても、子産み・子育てには、他には真似の出来ない支援策を多数実施しており、小海町は子産み・子育てには絶好の環境であると自負しております。
是非一度、子宝祈願・安産祈願に小海町へお出掛けください。そして、町をじっくり満喫していただきながら、小海町でのお子様との生活をイメージしてみてください。
来てみて。住んでみて。
小海町は皆様のお越しをお待ちしております。

小海町・小海町観光協会

お問い合わせ・ご案内

まちの駅こうみ 農産物加工直売所

TEL.0267-92-4460
〒384-1103 長野県南佐久郡小海町大字豊里107-1
営業時間 9:00〜17:00(定休日なし 12/29〜1/7は休(予定))

北八ヶ岳松原湖温泉 八峰の湯

TEL.0267-93-2288
info@yahho-onsen.jp
〒384-1103 長野県南佐久郡小海町大字豊里5918-2
営業時間 10:00〜21:00(20:00受付終了)(通年営業 奇数月にメンテナンス休業有)

小海町役場観光課

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